柏で一番好きなラーメンは何かと聞かれたら、迷わず「王道家」と答える。
家系ラーメンが好きな人なら一度は名前を聞いたことがあると思う。柏に本店を構える、家系の中でも屈指の名店だ。今日はこの、自分が心から愛している一杯について語らせてほしい。正直、ただの店紹介では終わらせたくない。
そもそも王道家とは
王道家は2003年、柏で創業した家系ラーメンの店だ。もともとは家系総本山「吉村家」の直系店として始まり、かつては「杉田家」「環2家」「はじめ家」と並んで”家系四天王”と呼ばれた名門中の名門。
2011年に独自の自家製麺を使うようになったことで直系からは離れたけれど、今では独立したグループとして全国に店舗を展開し、むしろ本家を凌ぐような規模と評判にまでなっている。店主の清水裕正さんはYouTubeでも人気で、家系ラーメンの魅力を全国に発信し続けている人物だ。
そんな背景を持つ店が、地元・柏にあるということ自体が、正直ちょっと誇らしい。
まず、あのスープ
丼が運ばれてきて、最初にスープを一口すする。その瞬間、いつも思う。「濃い」と。
豚骨と鶏ガラの旨味が、これでもかというほど詰まっている。醤油のキレも強烈で、表面には黄金色の鶏油(ちーゆ)が艶やかに浮いている。ぶっ濃いのに、ただしょっぱいだけじゃない。重厚なのに、次の一口をどうしても求めてしまう。この「濃厚さ」と「また飲みたくなる中毒性」が同居しているのが、王道家のスープの恐ろしいところだ。
家系のカップ麺監修でも「白飯に合うぶっ濃い一杯」と表現されていたけれど、まさにその通り。ライスが無限に進む。
燻製チャーシューの反則級の香り
そして、チャーシュー。
王道家のチャーシューは燻製されていて、丼が来た瞬間からスモーキーな香りが立ちのぼってくる。この香りだけで、もうご飯が食べられる。実際、公式も「一口食べればわかる、その肉の旨味を引き出す”燻製”チャーシュー」と謳っているくらいで、ここのチャーシューは他の家系とは明確に違う。
口に入れると、スモークの香ばしさと肉の旨味がぶわっと広がる。スープの濃厚さに全く負けていない。むしろ、あの濃いスープと組み合わさることで、さらに完成度が上がる。
家系ならではの、あの中太麺
麺は家系らしい、少し平打ち気味の中太麺。もっちりとした食感で、あの濃厚なスープをしっかりと持ち上げてくれる。
濃いスープって、麺が負けてしまうことがある。でも王道家の麺は違う。スープの強さを受け止めながら、麺自体の風味もちゃんと主張してくる。硬さの好みを伝えられるので、自分は少し硬めが好きだ。
全部が融合したときの、あの多幸感
スープ、チャーシュー、麺。一つひとつが強烈なのに、それが丼の中で一つに融合したときの完成度が本当にすごい。
食べれば食べるほど、「もうこのラーメン以外食えないな」という気持ちになってくる。大袈裟じゃなくて、本当にそう思う。海苔をスープに浸してライスに巻いて食べる、無限に感じる幸福のループ。卓上のニンニクやショウガを足していくと、また味変で楽しめる。気づけば丼もライスも空になっている。
あの大人気ラーメンYouTuber・SUSURUさんも、王道家柏店を「戦闘力53万」と絶賛していた。日清食品とのコラボカップ麺「SUSURUも唸る家系の名店 王道家」が生まれたことからも、その実力は折り紙付きだ。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | 王道家 柏店 |
| 住所 | 千葉県柏市明原(柏駅西口側) |
| アクセス | 柏駅西口から徒歩約5分 |
| スタイル | 食券制 |
| 名物 | ラーメン・チャーシューメン・ネギ丼 |
※行列必至の人気店なので、時間に余裕を持って行くのがおすすめ。
家系ラーメンが好きな人はもちろん、「家系ってちょっと濃すぎて苦手かも」という人にも、一度は王道家を食べてみてほしい。濃いのに、なぜか何度でも食べたくなる。その理由が、一口食べればきっとわかると思う。
柏に来たなら、王道家。これだけは自信を持っておすすめできる。
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