結論から言うと、平日の夜に行った手賀沼満天の湯は、昔ながらの温泉の顔をしながら、入浴の仕方まで考えさせられる面白い場所だった。混雑もそこまでなく、風と虫の声に包まれて、頭がしっかりリフレッシュできた。
「5分を目安に」と書かれた、ちょっと怖いお湯
まず驚いたのが、5分を目安に浸かってくださいという案内のある温泉。成分が高濃度で、体液より浸透圧が高いため、温泉成分がたくさん体に入って湯あたりしやすいから、という説明だった。
正直、効能はかなり強そうな印象だった。ただ、長く浸かれば得するわけではなく、時間を守ることが前提のお湯。普段のように長湯する癖がある人は、タイマー代わりに時計を意識しておくと安心だと思う。
個人的には、サウナと交互に入るなら、先にこのお湯で5分守ってから、体調を見て次に進むくらいがちょうどいい感覚だった。入ったあとはしっかり水分をとって、少し休んでから動くようにすると、余裕を持って楽しめる。
よもぎサウナと、普通のドライサウナの二刀流
サウナは二つあった。ひとつは釜風呂のような雰囲気のよもぎサウナで、そこまで高温ではないけれど、よもぎのいい香りに包まれて穏やかに温まれる。もうひとつはごく普通のドライサウナで、しっかり汗をかきたい日はこちら。
サウナが苦手な人でも、よもぎの方なら入りやすいと思う。この二つを選べるだけで、その日の気分に合わせた使い分けができるのが良かった。
整い場はないけれど、寝湯で十分整えた
強いて言えば、サウナのあとにゆっくり休める整い場があったらもっと嬉しい、とは思った。ただ、代わりに寝湯があって、そこで体を伸ばして休んだら、思っていたよりしっかり整った。
この日は外の風がとにかく気持ちよく、さらに虫の鳴き声まで聞こえてきた。都内の温浴施設ではなかなか味わえない、夜の静けさと自然の音がそのまま整いの時間になっていた。
平日の夜は混みすぎず、意外と穴場
平日夜に行った限りでは、そこまで混んでいなかった。サウナや寝湯を待たずに使えたのも大きい。昔ながらの雰囲気から、派手さを期待すると肩透かしかもしれないけれど、静かに過ごしたい人にはむしろ向いていると感じた。

こんな人におすすめ
- 昔ながらの温泉の雰囲気が好きな人
- サウナの熱さより、香りや外気浴を楽しみたい人
- 平日の夜に、混雑を避けてゆっくりしたい人
総評
5分目安という個性的な温泉、よもぎとドライの二つのサウナ、そして風と虫の声。手賀沼満天の湯は、派手さこそないけれど、ちゃんと整って帰れる穴場だった。平日の夜に、静かに頭をリセットしたい日に、また足を運びたい。
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