千葉には、ご当地ラーメンとして名前の挙がる三大ラーメンがある。その一つが竹岡式ラーメン。千葉に住んでいても、実際に食べたことがある人は意外と少ないのではないかと思う。
発祥は富津市の竹岡と言われていて、チャーシューの煮汁をベースにした醤油の効いたスープが特徴だとされている。いわゆる「洗練されたラーメン」とは真逆の、素朴で土地の味に根ざした一杯、というイメージで行くのがちょうどいい。
今回は4人で「千葉鈴屋」に入り、せっかくなので全員で竹岡式を食べてみることにした。普通のラーメンを想像して行くと、最初の一口で良い意味で裏切られる。
一口目から「食べたことのない味」だった
最初の印象は、とにかく食べたことのない味。普段食べているラーメンのどれにも当てはまらず、頭の中で似た味を探してもなかなか見つからなかった。
クセがあって、ほんの少し薬っぽさも感じる。ただ、不思議なことに、その薬っぽさの奥に、なんだかおいしいと感じる部分がある。嫌いになりきれないのに、万人受けする味でもない、という独特の立ち位置だった。
一口目は「え?」と思って、二口目で「…ん?」と確かめたくなり、三口目あたりで自分の好みかどうかがはっきりしてくる。この三段階のテンポで評価が決まっていく感覚は、普通のラーメンではあまり経験しない。
4人中2人は苦手、2人は大好物
面白かったのが、同じテーブルで食べた4人の反応。2人は「これは苦手かも」と箸が止まり気味、もう2人は「これは好きだ」と最後まで夢中で食べていた。
苦手派は「薬っぽさが気になって最後まで入り込めなかった」というタイプで、大好物派は「そのクセこそがクセになる」というタイプ。同じ一杯を前にして、評価がきれいに正反対になった。
同じものを食べているのに、感想がここまで割れるのは、竹岡式ならではだと思う。「好き嫌いが分かれるタイプ」とよく言われる理由を、体感として納得できた。
初めての人は、食べるメンバーで楽しみ方が変わる
もし竹岡式が初めてなら、一人で挑戦するより、何人かで一緒に食べて感想を言い合うのが面白いと思う。苦手な人がいても、それ自体が話のネタになる。
逆に、一人で行ってハマってしまった場合は、自分だけの隠れた好物が増えることになる。どちらに転んでも、一度は試してみる価値のあるラーメンだった。
こんな人におすすめ
- 食べたことのないご当地ラーメンに挑戦してみたい人
- クセのある味を、話のネタとして楽しめる人
- 千葉三大ラーメンを制覇してみたい人
総評
千葉鈴屋の竹岡式ラーメンは、少し薬っぽさがあるのに、なぜかおいしいと感じる不思議な一杯だった。万人向けではないけれど、だからこそ記憶に残る。次は、まだ食べたことのない他の千葉三大ラーメンにも手を伸ばしてみたいと思う。
📩 LP・メタ広告用バナーやブログに関するご質問はこちらからお願いします!
お問い合わせフォーム

