【柏ハシゴ酒】20年住んでても知らなかった。5軒まわって「柏、まだ全然知らなかった」と思い知った話

グルメ

柏に住んで20年以上になる。駅前の飲み屋街も、ふらっと入れる居酒屋も、それなりに知っているつもりだった。長く住んでいると、気づけば行く店が固定されがちで、新しい店を開拓する機会も自然と減っていく。

そんな僕が、【ユルベルト】に参加して5軒をハシゴしてきた。結論から言うと、「柏にこんな店あったのか」を5回連続で言うことになった。20年住んでいる街で、こんなに新鮮な気持ちになれるとは思っていなかった。毎年やっているイベントらしいので、実体験を交えてレポートしたい。


目次

  1. 20年住んでる街なのに、少しだけワクワクしながら向かった
  2. 普段行かないおしゃれなイタリアンで、肩の力が抜けた(1軒目)
  3. 前菜のマグロがデカくて、色もきれいだった(2軒目)
  4. 肉汁じゃなくて「うまみ」で勝負するハンバーグ(3軒目)
  5. イベントの1杯で獺祭が出てきて驚いた(4軒目)
  6. 柏にこんなおしゃれなBARがあったなんて(5軒目)
  7. 5軒まわって気づいた、「知っているつもり」の怖さ
  8. 5軒まわって、柏がちょっと違って見えた
  9. まとめ

20年住んでる街なのに、少しだけワクワクしながら向かった

正直、行く前は「柏のイベントだし、だいたい知ってる店だろう」と思っていた。ところが、参加店舗を見てみると、聞いたことのない店名がちらほら並んでいる。20年も住んでいて、知らない店があること自体が、まず新鮮だった。

「今日は知らない店を5軒まわる」。そう決めて街に出ると、見慣れた柏の景色が、いつもより少しだけ違って見えた。ちょっとした探検に出かけるような気分だった。


普段行かないおしゃれなイタリアンで、肩の力が抜けた

1軒目は「トラットリアキッコ」。おしゃれなイタリアンで、正直、普段なら自分からは入らないタイプの店だ。ワインと前菜の店と聞くだけで、少し敷居が高く感じてしまう。入る前は、ちょっと身構えていた(笑)。

ところが、扉を開けてみたら雰囲気がめちゃくちゃ柔らかい。店の空気がやさしくて、身構えていた肩の力がすっと抜けた。おしゃれな店だからといって、緊張する必要はなかったんだと気づいた瞬間だった。

頼んだのは前菜とワイン。前菜は冷菜なんだけど、これがびっくりするほどおいしい。冷たい料理なのに味がしっかりしていて、ワインとの相性も抜群だった。ひと口食べて、ワインを飲んで、また前菜に戻る。この繰り返しが心地よくて、時間がゆっくり流れているように感じた。1軒目からこの満足度で、「このイベント、当たりだな」と確信した。


前菜のマグロがデカくて、色もきれいだった

2軒目は「琥珀」。

1軒目の落ち着いた空気から一転して、店内はきれいに整った、気軽に飲める居酒屋の雰囲気だ。そしてタバコが吸えるのが、喫煙する人にとってはうれしいポイントだと思う。最近は吸える店が減っているので、ハシゴ酒の途中で一服できるのはありがたい人も多いはずだ。

ここで出てきたのが前菜の3種盛り。これも全部うまかったんだけど、特に驚いたのがマグロだ。身が大きくて、色もきれいで、臭みがまったくない。居酒屋の前菜で、ここまでのマグロが出てくるとは思っていなかった。運ばれてきた瞬間の見た目の鮮やかさだけで、まずテンションが上がった。

あと、自家製のレモンサワーには甘いのと甘くないのの2種類があって、せっかくなので両方飲んでみた。どっちもおいしい。甘くないほうはすっきりしていて、食事と合わせやすい。甘いほうはかなり飲みやすいので、お酒にあまり強くない人や、女性にはこっちが合いそうだ。


肉汁じゃなくて「うまみ」で勝負するハンバーグ

3軒目は肉バルの「GLOBAR」。

魚、洋食と来て、ここで一気に肉だ。ここで初めて、豚肉のパティのハンバーグを食べた。ハンバーグといえば牛のイメージが強かったので、豚のパティというだけで興味が湧いた。

食べてみると、「肉汁がジュワァァッとあふれる!」というタイプではない。そのかわり、肉のうまみがぎゅっと凝縮されているタイプで、噛めば噛むほど味が出てくる。同じハンバーグでも、こんな方向のおいしさがあるのかと、素直に感心した。ハンバーグ=肉汁、という自分の思い込みが、ここで一つ崩れた。

そして、ここのビールがうまい。泡がきめ細かくて、口当たりがなめらかだった。3軒目で、すでにそれなりに飲んでいるはずなのに、普通に「うまっ」と声が出た(笑)。泡ひとつでビールの印象はこんなに変わるんだな、と思った。


イベントの1杯で獺祭が出てきて驚いた

4軒目は「和香NODOKA」。

店内は落ち着いた割烹のような雰囲気で、入った瞬間に空気がふっと静かになる。ここまでの3軒とは、また違った大人の空間だ。

日本酒を頼んだら、獺祭が出てきてびっくりした。イベントの1杯でここまで出してくれるのか、と。お店のサービス精神がとにかくすごい。思わず、お店の人に感謝したくなった。

料理はハンバーグ、枝豆、カツオのなめろう。どれも味つけや仕上げに繊細なこだわりがあって、おもてなしの気持ちが伝わってきた。

3軒目に続いてハンバーグだったけれど、まったく別の料理として楽しめたのが面白かった。枝豆のようなシンプルな料理にまで丁寧さが出ていて、「いい店だな」としみじみ思った。イベントだからと手を抜かず、いつもの店の力を見せてくれている。そんな印象を受けた。


柏にこんなおしゃれなBARがあったなんて

ラストは「BAR TACT」。

入った瞬間に、柏にこんなおしゃれなBARがあったのかと驚いた。20年住んでいて、まったく知らなかった。

飲んだのは、お店特製のカクテル。甘めで飲みやすいんだけど、アルコールはしっかり感じるタイプで、すごくおいしかった。飲みやすいからといって油断はできない、ちょうどいい一杯だった。5軒目の締めとして、ゆっくり味わいたくなる。

もしデートで使うなら、5軒の中では間違いなくここを選ぶ。落ち着いた雰囲気で、お酒もおいしくて、特別な夜にぴったりだと思う。ここは、イベントが終わっても、またひとりで、あるいは大切な人と来たいと思った店だ。


5軒まわって気づいた、「知っているつもり」の怖さ

5軒を通して振り返ると、イタリアン、居酒屋、肉バル、割烹、BARと、ジャンルも雰囲気もまったく違う。それなのに、どの店も料理にも飲み物にも手が込んでいて、お店の人のおもてなしの気持ちが伝わってきた。

20年住んでいて、「柏のことは知っている」と思っていた。でも実際は、自分の行動範囲の中だけを見ていただけだった。知らない店は、駅前の少し歩いた先に、ちゃんとあった。「知っているつもり」というのは、案外こわいものだと思う。


5軒まわって、柏がちょっと違って見えた

5軒まわり終えて駅前に出たとき、いつもの柏が少し違って見えた。ずっと住んでいる街なのに、まだ知らない店がこんなにある。それが、なんだか新鮮で、うれしかった。

ふだん入らない店に、イベントをきっかけに入れる。これがハシゴ酒イベントの一番の魅力だと思う。自分だけだったら、たぶん一生入らなかった店もある。20年以上住んでいる僕でも、こんなに新しい発見があったのだから、柏に来て日が浅い人にも、地元に長い人にもおすすめできる。

このイベントは毎年やっているらしいので、来年も絶対に行く。柏の飲食店を開拓したい人は、ぜひ来年の開催をチェックしてみてほしい。


まとめ

  • 【ユルベルト】は、柏の飲食店を一晩でハシゴできるイベント
  • 1軒目はおしゃれなイタリアン、前菜とワインの相性が抜群
  • 2軒目はマグロが大きくて臭みなし、レモンサワーは甘い・甘くないの2種
  • 3軒目は凝縮系の豚パティのハンバーグと、泡がきめ細かいビール
  • 4軒目は獺祭が出てきた割烹風のお店、料理も繊細
  • 5軒目はデートで使いたいおしゃれなBAR

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