深夜と言えばラーメンでしょ、南柏「めん吉」で見つけた古びたカウンターの味わい

グルメ

深夜、なぜか無性にラーメンが食べたくなる瞬間がある。理由なんてなくて、ただ「深夜と言えばラーメンでしょ」という、ある種の条件反射みたいなもの。その夜も例に漏れず、そんな衝動に突き動かされて向かったのが、南柏の「めん吉」だった。

カウンターの古ぼけた感じが、妙にしっくりくる

暖簾をくぐって席に着いた瞬間、目に入ったのがカウンターの質感。ピカピカに磨き上げられた新しい店とは違って、どこか年季の入った、少し古ぼけた雰囲気が漂っていた。普通なら「古いな」で終わる感想のはずなのに、深夜のテンションも相まって、なぜかその古びた感じが妙に男心をくすぐってくる。長年この場所で営業を続けてきた重みというか、時間が積み重なった空気感が、カウンターの傷や色褪せ具合からじわっと伝わってくる。

味噌の塩味と、麺のほのかな甘さ

肝心の一杯についても触れておきたい。味噌の塩味がしっかり効いていて、深夜に疲れた体には染み渡る力強さがある。それでいて麺自体にほのかな甘さがあって、この2つのコントラストが絶妙だった。塩気だけで押し切るタイプの一杯じゃなく、麺の甘みが後味を優しくまとめてくれる感じ。深夜特有の、判断力が鈍った状態で食べても「これは間違いない」と確信できる完成度だった。

こういう時間が、意外と記憶に残る

食べ終えて店を出た後、ふと思ったのが「こういう深夜の時間って、意外と記憶に残るんだよな」ということ。特別なイベントでもなんでもない、ただ小腹が空いて、なんとなく入った店。それでも、古びたカウンターの手触りや、味噌の香り、深夜特有の静かな店内の空気感が、しっかり記憶の中に刻まれていく。派手な思い出じゃないけど、こういう地味な一夜こそ、後になって「あの時のラーメン、美味かったな」と思い出す種類のものなんだと思う。

こんな人におすすめ

  • 深夜にラーメンでしめたい人
  • 味噌ラーメンの塩味と甘さのバランスを楽しみたい人
  • 古き良き雰囲気のカウンター店が好きな人

総評

深夜の衝動から始まった一杯だったけど、味も、店の雰囲気も、しっかり満足できる時間だった。南柏で夜遅くに小腹が空いたら、めん吉のあの古びたカウンターに座ってみてほしい。きっとその夜のことを、しばらく覚えていることになると思う。


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