とんかつって、正直どこで食べても同じような気がしていた。その考えが、この店で変わった。
柏駅西口徒歩2分にある「とんかつ 縁」。読み方は「えにし」ではなく「ゆかり」だ。実は柏駅周辺はとんかつ専門店の激戦区らしいのだが、その中でも人気の一軒。行ってきたので、正直な感想を書きたい。結論から言うと、とんかつのイメージが更新される、完成度の高い一皿だった。
まず、断面のピンク色に驚く

運ばれてきたとんかつを見て、最初に目を引いたのが断面のほんのりピンク色。
しっかり火を通しきるのではなく、中心に少し赤みを残して提供している。最初は「大丈夫かな?」と一瞬思ったけど、これはこのお店のこだわりだった。豚肉を揚げすぎず、絶妙な火入れで仕上げることで、あのしっとり感が生まれている。
火を入れすぎたとんかつって、どうしても肉がパサついてしまう。でもここのは真逆。あり得ないくらいしっとりしていて、しっとりを通り越して、とろけるような食感なのだ。この火入れの技術に、明確なこだわりを感じた。
SPFポークという、こだわりの豚
なぜこんなにしっとり甘いのか。調べてみたら、使っているのがSPFポークというブランド豚だった。
SPFポークは、健康な豚を育てる環境を徹底的に整えて、薬に頼らない厳しい飼育方法で育てられた豚肉のこと。メディアでも注目されているブランド豚らしく、驚きの食感ととろけるような甘さが特徴だ。あのピンク色の断面は、質の良い豚肉だからこそできる提供方法なんだと納得した。
「繊細なとんかつ」という新しい体験
食べていて思ったのは、「とんかつって、こんなに繊細な食べ物だったのか」ということ。
がっつり・こってりというイメージのとんかつだけど、縁のとんかつは違った。衣は軽やかで、肉はしっとり甘い。脂もしつこくなくて、上品にまとまっている。ガツンとくる満足感というより、一口ごとに「うまいな」としみじみ感じるタイプのとんかつだ。
この繊細さと完成度なら、デートのご飯にも普通に使えると思った。とんかつ屋でデート、というと意外に思うかもしれないけど、ここのクオリティなら全然アリ。むしろ「こんな上品なとんかつ知ってるんだ」というちょっとした驚きも提供できる気がする。
メニューも幅広い
定番のロースかつ・ヒレかつ定食はもちろん、縁には個性的なメニューもある。
- 卵でとじないカツ丼 — 柚子胡椒を少しつけて食べるのがおすすめとのこと
- 串カツ — 従業員にも人気の数量限定メニュー。玉ねぎの甘みとパン粉の香ばしさがベストマッチ
- 夜限定メニュー — 豚バラ生姜焼きなど、夜だけの一品も
食券制で、カウンター席と奥にテーブル席がある。一人でサクッとも、デートでゆっくりも対応できる。AMEX・JCB・ダイナースなどカード払いにも対応しているのも地味に嬉しい。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | とんかつ 縁(ゆかり) |
| 住所 | 千葉県柏市末広町8-18 1F |
| アクセス | 柏駅西口から徒歩2分 |
| 営業時間 | 11:00〜14:30/17:00〜21:30(L.O.21:00) |
| 定休日 | 月曜日 |
| 予算 | 1,000〜1,999円程度 |
| 支払い | 食券制・各種カード対応 |
高島屋通り沿い、天外天刀削麺の隣にある。ランチの予算1,000円台でこのクオリティのとんかつが食べられるのは、正直かなりコスパがいい。
まとめ
- とんかつ 縁(ゆかり)は柏駅西口徒歩2分のとんかつ専門店
- SPFポークを使い、赤みを残した提供でしっとり感が別格
- 揚げすぎない絶妙な火入れで、とろけるような食感
- こってりではなく繊細で上品、デートのご飯にも使える完成度
- 卵でとじないカツ丼や串カツなど個性派メニューも
「とんかつなんてどこも同じ」と思っている人にこそ、一度食べてほしい。あのしっとりした一口で、とんかつの見方が変わると思う。柏でとんかつに迷ったら、迷わず縁をおすすめしたい。
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