夏といえば、怖い話。そして柏には、この季節にぴったりのちょっと変わったイベントがある。
名戸ヶ谷にある法林寺で、7月19日(日)から23日(木)まで「幽霊・妖怪展」が開催される。しかも入場無料。江戸時代から伝わる幽霊画や妖怪画がずらりと並ぶ、背筋がヒヤッとする展示だ。以前このブログで柏の心霊スポットを紹介したときも思ったけれど、柏には意外と「怖い」の文化が根づいている。今回はそんな夏の風物詩を紹介したい。
法林寺ってどんなお寺?
まず会場の法林寺について。名戸ヶ谷にある真言宗豊山派のお寺で、山号は瑞雲山。慶安3年(1650年)に海珠法印によって開かれたと伝えられる、370年以上の歴史を持つ由緒あるお寺だ。東葛印旛大師八十八ヶ所霊場の80番札所でもある。
そんな歴史あるお寺が、実は幽霊画・妖怪画のコレクションを所蔵しているというのが面白いところ。しかもただ持っているだけじゃなく、その質と量がなかなかのものなのだ。
見どころは、14幅の幽霊画コレクション
法林寺が所蔵する幽霊画は、なんと14幅。過去に柏市郷土資料展示室で開催された企画展でも公開され、その独特の世界観が話題になった。
幽霊画というと、ただ怖いだけのものを想像するかもしれない。でも実際の幽霊画は、恐ろしいばかりではなく、時に美しく、時に物悲しく、不思議な魅力を漂わせている。江戸から明治にかけては、幽霊画が日本画や浮世絵の一ジャンルとして人々に支持されていたというから、当時の人にとってはある種のアートでもあったわけだ。
薄暗いお堂の中で、ろうそくの灯りに照らされた幽霊画を眺める。想像しただけで、背筋がひんやりしてくる。
妖怪画も17点
幽霊画だけじゃない。法林寺は妖怪画のコレクションも所蔵していて、こちらは17点が展示されるという。
江戸時代の奇談集「絵本百物語」に登場するような妖怪たちが描かれていて、日本の妖怪文化の奥深さを感じられる内容になっている。ちなみに「こわい」という言葉の語源にまつわる妖怪の話なんかもあって、単に怖がるだけじゃなく、日本人が昔から抱いてきた死生観や恐怖の文化を知ることができる。
怖いもの好きはもちろん、日本文化や歴史に興味がある人にも刺さる展示だと思う。
開催情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 幽霊・妖怪展 |
| 会場 | 法林寺(柏市名戸ヶ谷) |
| 開催期間 | 2026年7月19日(日)〜23日(木) |
| 入場料 | 無料 |
| 内容 | 幽霊画14幅・妖怪画17点ほか |
※例年はお盆の時期に本堂で公開されることが多い幽霊画だが、日程は年によって変わることがある。お出かけ前に最新情報を確認するのがおすすめ。
夏の柏、怖いもの巡りもアリかも
この幽霊・妖怪展、実は柏の「怖い」を楽しむきっかけとしてすごくいいと思う。
以前このブログでは柏の心霊スポットを紹介した。柏トンネルや呼塚交差点など、地元に伝わる怖い話のスポットだ。せっかくの夏なので、昼間に法林寺で幽霊画を鑑賞して日本文化としての「怖い」に触れつつ、夜はゾクッとする心霊スポットの話を楽しむ、なんて過ごし方も面白いかもしれない。(もちろん心霊スポットは不法侵入や危険な行動はせず、あくまで節度をもって、だ)
暑い夏を、ちょっと涼しくしてくれる柏の幽霊・妖怪展。入場無料なので、気軽に足を運んでみてはいかがだろうか。
まとめ
- 法林寺(名戸ヶ谷)で7月19日〜23日に「幽霊・妖怪展」開催
- 入場無料で、幽霊画14幅・妖怪画17点などを公開
- 法林寺は慶安3年(1650年)開山の由緒あるお寺
- 怖いだけでなく、日本の死生観や妖怪文化を知れる文化的な展示
- 夏の「怖いもの巡り」のきっかけにぴったり
夏にひんやりしたい人、日本文化に興味がある人は、ぜひこの機会に。
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